■ 有酸素運動と無酸素運動
美容や健康管理・ダイエットが目的なら、有酸素運動がお勧め、
筋力アップや格闘技トレーニングがメインなら無酸素運動がお勧めです。
有酸素運動とは、脂肪を分解しエネルギーに変え筋肉を
動かす運動で、呼吸を整えながら継続的に続けられる程度
の軽~中程度の運動です。
脂肪を分解する際に酸素を使うので有酸素運動と
言われています。
無酸素運動とは、一瞬で強い力を使う強運動です。
強いエネルギーを素早く必要とするため、上記のようなエネルギー変換
をしていると追いつかないため、既にエネルギーとして蓄えられている
グリコーゲンを直接使って筋肉を動かします。
この時、酸素を使わないので無酸素運動と言われます。
どちらもそれぞれにメリットが有りますが、すぐにエネルギーが尽きてしまう無酸素運動よりも
数分間の運動が継続でき脂肪を分解し続ける有酸素運動が、ダイエットや健康管理にお勧めです。
ただし、筋力アップや基礎代謝アップには強運動である無酸素運動が向いており、また身体を一気に温め代謝モードに素早く導くことができます。
しかし無酸素運動は、筋力・体力・スタミナは向上しますが、長時間続けると心臓や関節など身体への負担も有り、また活性酸素の発生原因にもなります。
したがって、健康管理・ダイエット目的の方は
ストレッチを済ませてまずは無酸素運動、
気持ち良くストレス発散できたところで
ノンビリ有酸素運動に入りましょう。
格闘技トレーニングがメインの方は、
型(フォーム)の練習はじっくりと有酸素
運動、頻繁に無酸素運動を取り入れて
スタミナとパワーアップを図りましょう。